若狭の神宮寺です。 神の宮の寺です。 すごい名前ですね。 本堂が神社の日吉造りのような神社建築 注連縄もまいてあります。 堂内には観音さんや薬師さん、明王さんに天王さん。 その仏様達の同列に若狭などの神様6神の掛け軸があります。 まさに神仏混交 現在でも本堂で拍手をうつそうです。 明治の廃仏毀釈で神と仏が分けられてきましたが 地元の人がなんとか守ったそうです。 仏教伝来以来、神仏混交の歴史が1000年以上と相当長く そのつちかった文化が明治で、表向き途絶えてしまったのがとても残念です。 その反動が、これから起こるかな、なんて思っている昨今 少しずつ神仏の垣根がなくなってきているような気がします。 と、、、ここまで前置きという、きわめてダラダラとしたブログなのです。 テーマは禊ということで・・・ 若狭の神宮寺はお水送りで有名で 毎年、東大寺の二月堂で行われる修ニ会のお水取りの水は こちら若狭の鵜之瀬の水なのです。 修ニ会はボーボー燃えるタイマツを坊さん多数でふりまわしてダッシュダッシュで、 できたら、私もやりたいなぁ、なんて思う行事です。 お水とりは二月堂にある井戸の水を仏前に供えるようですが この井戸の源流が若狭の鵜之瀬なので、 若狭でまず火を使った神事を行って水を清め流すようです。 神の「か」は「火」で「み」は「水」だったりと なにかと関連性はおもしろいかったりします。 ある種の連想ゲームだったり、こじつけだったりで文化が・・・。 手を洗うときも水で洗うし 水に浸かって汚れをとりますが 心の穢れも水で流すようなイメージでしょうか。 水で流れない穢れには、火でもかけて「あっちっっち!!」と、飛び跳ねてもらって あら元気!・・・・というわけにはいかないでしょうが、身体を火などで暖めると 血行が良くなって、元気になるのは確かです。 そんなわけで、鵜之瀬でジャブジャブしてから、次のルートに行きます。
by munehito_miwa
| 2006-12-18 13:56
| 出雲路ルート
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