新嘗祭のお手伝いに

新嘗祭(にいなめさい)
「新穀を天神地祇にすすめ、親しくこれを食する祭儀」

十日夜(とおかんや)
「刈入れが終わって田の神が山へ帰るとして祭る」

今朝は市内の神社にて新嘗祭

本殿の扉が開くのは、年に数日とのこと。
桶に汲んだ水で禊をし、懐紙でふき清めて、本殿へ

遠くのほうで車の喧騒は届いてはいるが
神域の森から聴こえる鳥の声と木々の擦れ合う音
太鼓で開式。祝詞、神職は方形の鍵を持ち
龍笛の乱声で開扉、献饌から撤饌まで。

普段、お寺にいると仏様が可視化されているが
神社では開扉といっても、中のご神体が拝めるわけではなく、

ただ、開扉の時に放たれる神職の言霊というか
開けた瞬間に、神域に神が放たれたような心持ちがして
畏れ多い気持ちになる。

見えないものを見ないで、感じるというか
今まで生きてる経験から感じてきたものから、
神を信じるというより、世のハタラキに畏まる気持ち
扉が閉まるまで、心がざわめく

可視化されないというのは、神の見方や感じ方を
こちらにゆだねられてるようで、儀式が厳粛であればあるほど、
外の気配や自分の身体の動きや、出す音に神経が張りつめ、
心を揺るがすよう。
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# by munehito_miwa | 2015-11-23 15:52 | 日常 | Trackback | Comments(0)

蓮生忌 2015

蓮生757回忌は能管の盤渉音取で露払いとし、
朗詠曲「十方」で導師入堂
蓮生法師の疏にて、新作の平曲「頼綱」を奉納することを告げ。
片山旭星さんの「頼綱」琵琶語り。アシライ(伴奏)に能管の野中久美子さん
曲の締めくくりに連称念仏を時宗は新堀上人の調声にて始めれば、
堂内のあちこちから念仏を称える声があがる法要となりました。

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正月より、案を練っていた蓮生忌
鎌倉時代に生きた人を偲ぶ機会を5回重ねるなかで
鎌倉当時に歌われていたであろう聲明や今様、
朗詠などを法要に組み入れてきました。

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その法要で歌人でもあった蓮生法師の詩を今様で歌ったことが
法師の思いを知りたい気持ちが湧いてきたことが、今回の曲の創作に繋がります。

蓮生忌を始めたことで知り合った宇都宮ゆかりの方に作詞をお願いし
頂いた草稿を、片山氏と私で加筆修正して、
出来たものを片山氏が曲付けしてくださいました。
出家をテーマに、自身の何かを捨てることが他者を救う道につながるような
そういった話になっています。

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私は「謡曲」を書いているつもりでしたが、琵琶語り曲は「平曲」というのですね。
記事にも取り上げてもらったのにすみません。
記事のおかげで、檀信徒様や地域の方々の参拝に本堂が一杯になり、
百人一首の研究をされている方や、宇都宮の血筋のかたも来られ、
また良き縁を頂く会となりました。

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法要の後は、奉納演奏。
野中さんの「羯鼓」
片山さんの「ぎにあたらまう」を祝言としました
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# by munehito_miwa | 2015-11-16 15:09 | 自坊行事 | Trackback | Comments(0)

法隆寺の金堂壁画のニュースを見て

法隆寺金堂の壁画のニュースが印象に残ったのは、うちの父の10歳の時の記憶。

当時の西方寺では、写真左の吉田善彦さんがお住まいされていたらしい。 普段は広隆寺へ蓮の写生にいったりしていたようで、おばあちゃんが弁当を作ったりして持たせてはったみたいです。

定期的に法隆寺の金堂壁画も模写に行ってはったみたいで
しばらく斑鳩に行ってまた帰ってきはるような生活。

拭き掃除がすごく上手だったらしい。

金堂が燃えた時は「えらいことになった」って言ってはったそうな
多分、絵描きさんの火の不始末やったんと違うか、って善彦さんが言ってはったとか、言ってはらへんかったとか。

それで、こんな写真がお寺に残っているのだけど
記憶違いなのか(10歳とかだから)、隣の花嫁は、父には河井寛次郎の娘との記憶があるみたいだが、
河井寛次郎の関係の本を読んでもそんなことはないみたいで、実際はどうなのだろうねぇ、
というのが西方寺の謎になってます。

「法隆寺金堂壁画、初の総合調査へ 66年前の火災で焼損」
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# by munehito_miwa | 2015-11-13 20:14 | 日常 | Trackback | Comments(0)

つどう音霊 さきはう言霊

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「キツネもタヌキも妖怪も!お寺に大集合!!」
野中さんと渡辺さんは今年のミラノ万博日本館の出演者
吉永さんも書道で出展されています。
今回はそのメンバーに柳川三味線の戸波さんを加え
お寺でなにやらパフォーマンスをして頂けます。


以下、主催の風迢舎のページより


書と音楽の2本立てのイベントです。
書でお寺の本堂や庫裏を案内したり紹介したりしながら、文字のパワーと書の広がりを楽しんで頂いて、コンサートでは日常と違う別次元にお招きいたします。
見えない世界や普段は意識しない事柄にも目を向けて交流したいと思っております。

日時:12月6日(日)16時開場、17時コンサート

会場:西方寺(京都市右京区常盤出口町1)

予約料金:大人¥2,500/中学生以下¥1,500
    (当日は各¥500プラス)

出演者:吉永益美(書)
    渡辺亮(画・パーカッション)
    戸波有香子(柳川三味線)
    野中久美子(能管)

お申込:風迢舎、各出演者まで
風迢舎FBへのご連絡でも受付けております。

*****
演目紹介
「妖精・妖怪譚」映像と音楽(Perc.&能管)
パーカッショニストであり画家でもある渡辺亮の妖怪イラストを映像化して、紹介する妖怪の性格に合わせて音楽を付けた作品。今年開催されたミラノ万博で初演。

「影法師」柳川三味線
影と戯れる曲。影法師もあるいは妖怪?

「Il Silenzio」パーカッション

     そのほか
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# by munehito_miwa | 2015-11-02 13:43 | 自坊行事 | Trackback | Comments(0)

蓮生757回忌法要(11月11日)

実信房蓮生757回忌法要


常盤にある入逢山 西方寺の開基、宇都宮頼綱(蓮生)の謡曲を創作。
筑前琵琶奏者の片山旭星氏により初演、奉納致します。


入逢山 西方寺は宇都宮城主であり、宇都宮歌壇歌人でもあった
宇都宮頼綱(蓮生)が開基です。当山では、開基上人の法要を行うにあたって、
なぜ法要をするのか?出家とはなにか?ということをテーマに
毎年、法要のプログラムを組み、独自の内容の法要を753回忌より勤めております。


本年は757回忌にあたりまして、宇都宮頼綱の謡曲「頼綱」を宇都宮一族の末裔の方に草稿を書いて頂き、それを筑前琵琶奏者の片山旭星氏と副住職で構成しました。
露払いに野中久美子氏の能管
朗詠 聲明の法要に続いて、片山旭星氏が謡曲「頼綱」を奉納致します。



実信房蓮生757回忌法要
2015年11月11日(水)18:30~
謡曲「頼綱」奉納 片山旭星(筑前琵琶)
能管奉納演奏 野中久美子
式衆 新堀 一海
    三輪 愿宗
料金 志納(どなたさまもご参拝できます)

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・お問合せ
京都市右京区常盤出口町1番地
入逢山 西方寺
MAIL mumuhito@hotmail.com
HP http://www15.plala.or.jp/miterasaihou/index2.html
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# by munehito_miwa | 2015-10-28 15:02 | 自坊行事 | Trackback | Comments(0)