<   2010年 05月 ( 9 )   > この月の画像一覧

家の北隣の遺跡

f0056808_11273134.jpg

 
家の物干しから遺跡をのぞむ

5/26 京都市埋蔵文化財研究所 資料より

村ノ内遺跡調査

1.調査のあらまし

村ノ内遺跡は、弥生時代後期から中世にかけての集落遺跡です。調査地周辺で実施した広域下水道工事に伴う立会調査では、弥生時代の溝や土坑、弥生時代から平安時代にかけての遺物が出土しています。

調査地の南東側には古墳時代後期の常盤東ノ町古墳群、南西側には古墳時代から飛鳥時代の集落群である常盤仲之町遺跡、北西側には常盤稲荷塚古墳・常盤柏ノ木古墳群があります。また調査地の南西約300mの地点には、渡来系氏族の秦氏の氏寺である広隆寺があります。


2.調査の成果

これまでに、室町時代までの遺構の調査を終え、現在は飛鳥時代(1350年前)の遺構の調査段階で、飛鳥時代の竪穴住居跡10棟、柱穴、土坑などを検出しています。

竪穴住居跡は調査区の全域で発見しています。同じ場所に1~2回程度建て替えられたらしく、2~3基が重複している箇所があります。調査区の範囲内では、同時に2~3棟が建っていたものと考えられます。規模は一辺3~5.5mの方形で、深さは0.1~0.2m残っています。(中略)この時期の竪穴住居跡は、壁ぎわに土を塗り固めたカマドを設置しているものが一般的ですが、今回調査した竪穴住居跡には、いずれもカマドがありません。一方、床に焼けた痕跡が見られるものもあるので、作りつけのカマドではなく、土師器や須恵器で作られた移動式カマドを使用していたものと考えられます。ただし、移動式カマドの実物は今のところ出土していません。埋土からは土師器・須恵器などが出土しました。住居の方向は、いずれも北西に傾きます。

そのほか、柱穴を多数検出していることから、同時期に堀立柱建物が存在した可能性もありますが、建物として復元できるまでには至っていません。

3.まとめ

村ノ内町古墳遺跡は、これまで弥生時代を主体とする遺跡と考えられてきましたが、調査例が少なく、その実態が不明でした。今回の調査では、飛鳥時代の竪穴住居跡を多数検出しました。この時代は、付近に多数造られていた古墳が造られなくなり、広隆寺が造営される時期に相当します。広隆寺の周囲には、飛鳥時代の竪穴住居跡が数多く発見されていますが、今回発見した竪穴住居跡は、これらの中でも最も北に位置し、飛鳥時代の太秦を中心とする集落が、より広範囲に広がっていたことが明らかになりました。

*以上、5/29の説明会配布資料より


f0056808_1138265.jpg

住居の復元

飛鳥時代の竪穴住居では東西南北を合わせた立て方をしていませんが
これらの住居群は方角を北西にかたむけて合わせているようです。
中国文化が入ってくると、方角を合わせていくようです。

礎石はなくて、柱を立てても10年くらいで腐ってくるのではないか、との事。
このぐらいの規模は、いわゆる当時の庶民が暮らしていたのだと思われるみたい。

飛鳥時代の竪穴住居は広隆寺周辺に70軒程度見つかっているようです。
これはかなり多めなようで、当時、このあたりは非常に活気があったのではと、想像できるようです。

移動式のカマドは珍しいとの事でしたが、そのことを「唐カマド」といったりするようです。
遺跡の時代の頃は朝鮮あたりの情勢が不安定だったので、日本に多くの人々が移住してきていたようです。
この太秦あたり一帯は、これらの渡来系の秦氏が、広隆寺を中心に集まって暮らしていた場所とも考えられるようです。

そういうわけで、うちの南隣の古墳の礎石をご神体とした天王社八幡宮も秦氏の関係という信憑性が高まります。


f0056808_11491864.jpg
 
写真の溝は、建物の周囲に板を立てていた跡

f0056808_12201370.jpg

柱の跡の中に礎石が入っているのは、室町期の住宅跡と思われるようです。
礎石があるだけに、結構大きな住宅だと思われるものが一件だけ見つかったみたいで
私としては、隣のお寺との関連性に思いをはせます。

この私の住む一帯は、京都に都が来るずっと以前から、人々の暮らしがあったことを思うと、何やら不思議なおもしろい気持ちがします。
[PR]
by munehito_miwa | 2010-05-30 11:34 | 天王社八幡宮 | Trackback | Comments(0)

おにゅうの里 2

f0056808_1515223.jpg

最近の大雨は私が瓜割の滝に行ったからではありません・・・。

それにしても、最近の神仏関係のブームの影響かはしりませんが
4年前にはなかった柵により、滝の傍までは入れないようになっていました。


理由は「神域のため・・・」


人が増えてくるとその数に比例して、
場所になんらかの良い悪いの影響を及ぼすことは否めません

なんらかの形で、こういった神域も自衛策を施さないといけないのでしょう
滝の上の磐座群には、人は誰もいなかったのですが、
その周囲はぐるりと鉄柵がしてあり
人間対策か、動物対策かどちらかはわかりませんでしたが、
柵なしに磐座を拝したかったので残念でした。

f0056808_15324189.jpg


それにしても四方八方からの風のめぐりが良くて、暑さも疲れも吹き飛ぶ所
入口で水を汲まれるだけの人も多いですが、是非是非、滝の傍まで
涼風を体感してもらいたいものです。
立ち去る事がとても名残おしくなりました。


次に行くのが明通寺
現在は屋根の葺き替え工事につき、三重塔内部が公開 極彩色の色が程良く残っており鮮やかでした。
f0056808_1537775.jpg

いつも思うのはどこのお寺も創建当時は金ぴかだったのだろう、ということです。
わびさびどころか、金ぴかでレインボーな感じ。。。
お堂の中の仏様群もレインボーでそれはめくるめく浄土的陶酔体験を味わえるような施設だったのでしょう。
現在の、お寺が好き、というのは渋専のような感じがするのとはえらい違いです。
[PR]
by munehito_miwa | 2010-05-27 15:39 | 越前・遠敷(座禅・仏閣) | Trackback | Comments(0)

最近の花

f0056808_14522794.jpg

毎年、この造形は誰が考えたのかと、ふと思ってしまう花。
眼をこらして見ないと美しさがわかりません。
葉っぱは天ぷらで食べられます。

f0056808_14575463.jpg

隣でセッコクの花がかぐわしい香りを発しているにもかかわらず、蜂はこちらが好きな模様

f0056808_1501072.jpg

セッコクは満開
[PR]
by munehito_miwa | 2010-05-27 15:00 | 日常 | Trackback | Comments(2)

関心を持つこと

生き物は好きですが、市民に対してあまり説明のないまま建設の許可がされてしまった
京都の水族館計画に関しての動きで

梅小路公園再整備プロセスを見つめ創る多様な市民の会(仮称)設立のよびかけ

を下村先生が呼びかけて頂いてます。

梅小路公園の未来を考える会が6月3日に法然院で7時~9時

興味を持って水族館計画を調べてみると、
多くの疑問が浮かびます。無関心でいる事は実はすごく怖い事だなぁ、と思い知らされる昨今

逆に色々な事に関心を持つと、色々な方面で繋がりができて楽しくなっていく事を感じる昨今
[PR]
by munehito_miwa | 2010-05-18 12:00 | 気になる | Trackback | Comments(1)

13日の法要

「後白河法皇法要、現代に再現
下京・寺院 800年前に法然営む」京都新聞朝刊5/14

長講堂にて13日に行われた浄土如法経法要に式衆で参列させて頂きました。

この日のために昨年秋頃より毎月数回、聲明の練習に長講堂に伺っておりました

長講堂の先生にいたっては、この日のために、私が知りうるだけでも

・天台宗の方に、魚山聲明を習われる
・私たちに聲明を教授
・西山浄土宗のお経に初めて雅楽を付す事を企画し、その雅楽との練習
・法要の経本を独自に制作
・法然上人画像を自筆にて描かれる
・当日の法要のパンフレット制作(お経とお経の現代語訳、表白、付き)
・自身の法話集の出版
・法要の最初に仏を迎える際に撒く、オリジナル散華を制作
・その他諸々

私にここまで出来るか?というと・・・


有り難し・・・


そういう意味でもお呼び頂き、ありがたい!ですし
大きな喜びと刺激を頂きました。

法要の終了の際は、参列の方々より拍手を頂くなど
とても珍しい体験をさせて頂きました。ちょっと私には経験のないことでした。

法要に参加させて頂いた事に、ただただ感謝の気持ちです


NHKの放送でも取り上げられています。
[PR]
by munehito_miwa | 2010-05-15 12:08 | 神社仏閣(京都) | Trackback | Comments(0)

おにゅう

f0056808_20582171.jpg


最近、能の竹生島を謡ったところですので
休みに一人でふらりと竹生島へ行きたかったのです。

さて、お日柄もよく、さわやかな風が吹く中
船の時刻も調べ、京都から車を走らせ
ちょうど出航10分まえに港へ付きましたが、そこはなんだか閑散としていた。

「島のほうの波が荒れているから、欠航にさせてもらったんですよ~」

目の前の湖はこんなに静かなのに・・・・


途方にくれつつ、マップとにらめっこ
あぁ、あそこはなにかしら縁のあるところだったなぁ、

と4年振りに行ってきました。

f0056808_213314.jpg

[PR]
by munehito_miwa | 2010-05-10 21:04 | 越前・遠敷(座禅・仏閣) | Trackback | Comments(2)

レッツラ坊主

雅楽の雅な音が流れるなか
本堂前にて断髪式、無事終了いたしました。

風がさわやかに頭部をすりぬけます
頭を洗った後、タオルで拭こうとすれども、ひっかかります
普通に居間に座っていても、
一瞬知らない人が座っているみたいらしいです

f0056808_19591925.jpg


「ワシもう髪の毛少ないし、床屋もあんまり切るとこないから
気を使いよんねん。今度からお前切ってくれ」

と師匠に言われてはや半年。
近所の家電屋で安いバリカンを購入してから
師匠の側頭部に残る髪を切っていたのだが

まさか、自身が購入したこの安いバリカンで
私の頭を刈る日がくるとは夢にも思いませんでした・・・。



f0056808_19593868.jpg


両親を含め、総勢6名の方々にバリカンを入れて頂きました
皆様大変お世話になりました。

f0056808_2003150.jpg


坊主に乾杯!!
[PR]
by munehito_miwa | 2010-05-09 20:00 | 日常 | Trackback | Comments(0)

ねんぶつじょんがら

丸山公園にて青空舞踊

なんだかよくわからないけど、素晴らしかった
なんだかよくわからないから、素晴らしかった


「なんや、ようわからへんわ」


などと立ち去っていく人に、心からもったいないなぁ、と思ったが

わかる事を重視して、感じることに疎い人達は、
感じることを重視している人達を、気付かず大いに支えている

気付かずにお互いを支えあっている

と思う昨今
[PR]
by munehito_miwa | 2010-05-04 11:21 | 日常 | Trackback | Comments(2)

丸刈り

諸事情のため丸坊主に致します。(12年振り)

つきましては断髪式をお寺で行います

日時は5月9日(日)午後4時~ 10分程度

我こそは!

という方はバリカン入れて頂いて結構です。

冷やかし歓迎 茶菓子付き
[PR]
by munehito_miwa | 2010-05-03 17:45 | イベント | Trackback | Comments(4)