<   2007年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧

お月様

一昨日は中秋の名月でしたが
完全な満月の日ではなかったらしいですね。
いわれてみれば、左下が少し欠けていた気がします。
今夜あたりが、満月なのかな。

f0056808_20293649.jpg

*天神さん三光門と月

とはいえ、各地で祭礼が催されているので
今年は桜で有名な北区の平野神社に行ってきた。

邦楽の演奏会が拝殿で各種行われていたが
私は雅楽をメインに。

まずは管弦(音のみ)で壱越調の「武徳楽」
ゆったりした曲で、秋の月を楽しむのに丁度良く感じた。

その後は舞楽で「蘭陵王」
f0056808_20391096.jpg

月明かりの暗がりのもと、古の神社の拝殿でみれば、とても雰囲気がある
以前、同じ楽団で「蘭陵王」をホールで観たときよりしびれた。
かなり得した気分。


雅楽といえば
学生時分に家の天井絵落慶法要で「迦陵頻」を舞ってもらったハズなのだが
さっぱり良さがわからず、木魚の隣、本堂の内陣に坐りながら
「なにやっとんにゃろ、はよ終わらへんかなぁ~」
などと失礼なことを思っていたことを思い出した。
*この頃はグランジなどのロックを好んで聴いていた

好みは刻一刻と変わっていくもので・・・
[PR]
by munehito_miwa | 2007-09-27 20:43 | イベント | Trackback | Comments(2)

雰囲気

奈良時代に紫香楽宮(信楽寺)のあった付近にある
ミホミュージアム「大いなる時を越えて」展に行ってきました。

古代から順々に収蔵品を展示されていたのですが
中でも「多聞天立像」
像が動くわけないのですが、迫力があり、姿が動きにみちており
ずっと眺めていたら、動いている気がしてならない。
姿は変わらなくても、動悸でもしているのではないか、と思った。

一度出口からでても気になったので
もう一度入場して、再度、多聞天を眺めるが
もう充分に思ったのか、多聞天さんの動きが少なくなった気がした。

男神像も生きているようだ。
切れ長の目をした、にひるな顔した神様だ。

f0056808_14173524.jpg

*何故か屋久島写真

ここの美術館は3回目ですが
常設店も結構入れ替わりがあり、楽しめたが
それにしてもすごいコレクション。
新宗教の力はあらためてすごいなぁ、と思う。

f0056808_14262545.jpg

*何故か2

大体、展示されているような美術品は
古代から祭祀の道具であったり、神や仏の偶像であったりと
信仰の道具であり、対象であったりする宗教関係に属するものが多い。
それを現代にできた新宗教がコレクションするというのもおもしろいものだ。

もともとは、僕のような一般人は見ることが出来なかったと思う。
神像などは秘仏であったろうし、祭祀道具も秘せられていた。
現代でも天皇の大嘗祭の詳細は秘せられているが、そのようなものだろう。

秘せられたものは、計りかね
畏怖の対象になり、秘仏である厨子のなかの「神仏をみれば目がつぶれる」とか
白州正子さんの本で見たが、
そういう信仰が高度成長期までは残っていたのかもしれない。

であれば、さらにその像や祭器をつくる職人の立場でみればなおさらで
現代でも、先日、仏師に聞いてみれば
「木の中にいる仏を彫りだす感覚が解って来たような気がするときがあります」
と聞いたりする。
それは陶芸家でも能面氏でも、ものづくりの人には共通する話だ。

たまに仏像などをみて、生きているような気がすることがあるのは
そういったなにかに対する畏怖や、なにかに対する信仰があるかな。
[PR]
by munehito_miwa | 2007-09-15 14:21 | 日常 | Trackback | Comments(2)

あらわれ

「お堂に行ってきた人は、みんな本音になって帰ってくるんよ」


私が属している宗派では「観音経」は読まないのですが
父が好きで、経本が沢山ある。

沢山あるにはあるが、滅多に詠むことはなく、縁がなかったのですが
先日、観音経、法華経にまつわる話を色々聴く機会を得
先日より、普段のお勤めの際に詠むことにした。

「観音力、観音力」と、なんだか、気が高揚するお経だ。
そんなわけかどうかわからないが、
以前から行きたくても、気象条件や日程などで行けずにいた峰定寺に行ってきた。

京都市の左京区とはいえど
市内中心部からは車で1時間半
山、峠を越え、花背にある大悲山、勅願の修行場である。
洞爺湖のサミット会場ホテルの和食レストランに入っている美山荘て
こんなところにあるんね。

神域ゆえ、手荷物は受付で預け
子供、団体、雨天時は入山不可
入山時間も30分程と制限されている。
写真も撮れません。

入山し、お堂までの数百段の階段を登り
岸壁に建つ、お堂でみた自然の景色が目に焼きついた。


憑き物が落ちたのか。
受付のおばちゃんに言われた言葉
自分が発する言葉が心に残った。
[PR]
by munehito_miwa | 2007-09-02 22:04 | 神社仏閣(京都) | Trackback | Comments(0)

鐘が鳴らない

明治から昭和の初期ぐらいまで寺で鳴らしていた
打ち出しの鐘があります。

私が生まれる前に割れ
ビビビとひび割れたゆらぎを鳴らすばかり

どうもそういった真鍮と銅と錫の配合の妙があり
その鐘を再度鋳造しても旨く音が鳴らないそうで。
部分修理も叩けばすぐ鳴らなくなったよう。

何十年と、奥の部屋に眠っていました。

最近、ひょんな縁から雅楽に縁が出来
雅楽器製作の人とも知り合いになれたのですが
どうも話によると、天に飛ぶ鳳凰の声を出すという楽器の笙。
そのリードは、一から鋳造するのではなく、寺の鐘や銅鑼。
そういった音楽で使用され(た)ている鐘から削りだして造るよう。

これはまた然り
おもしろい縁があるもので、我が寺の鐘は
そちらの楽器制作場へお嫁に。
もし鐘が使用に足るものであれば、いずれ縁あれば
私の笙のリードになって帰ってくるやもしらん。

祖父が日日中、鳴らしていたであろう鐘の行く末、良き縁を祈るばかりです。



・・・ま、、問題は現在使用中の鐘も割れてることやな・・・・。
[PR]
by munehito_miwa | 2007-09-01 20:37 | 日常 | Trackback | Comments(0)