大原にある、魚山声明で有名な来迎院から山をあがること20分である音無の滝。 声明を滝の前で練習していたら、滝の音が消えたらしいです。 あまりの暑さに、息も絶え絶えでしたが 滝の目前までくると、飛沫が体にあたり、冷たい風が一気にみるみる元気を取り戻し 勢いあまって、滝に飛び込む私。 大原は下にお寺や、住居が多いせいか 滝のスグ傍から堤防が等間隔に設置されており そのつど、水の流れと一緒に風の流れや気の流れが断ち切られているかのよう。 滝の周辺から離れると、途端に空気が澱んできます。 行き道も、帰り道も足取りが重くなります。 堤防の周辺は魚はみられません。 後日、また涼を求め、別の滝へ 京都京北の滝又滝。 こちらは、人工堤防はなく 川の水が石の堤防を自然に削ったところがところどころにあるだけ。 滝までの登山中は、心なしか 滝からの風が、登山の入り口まで吹き流れているようで、足取りも軽く感じます。 巨大な磐座もごろごろしており、いくつかの場所で神秘的な光景が広がりました。 水に手をひたせば、魚が沢山よってくるような場所でした。 どうやら、川でも山でも防災上、人のためによかれと思って作ったものが、変わりに色々なものを潰していくようです。 それでも三千院は綺麗。
by munehito_miwa
| 2008-08-03 16:12
| 神社仏閣(京都)
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