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詩仙堂にて

  かたよらないこころ
  こだわらないこころ
  とらわれないこころ
  ひろく ひろく もっとひろく
  これが般若心経 空のこころなり

奈良の薬師寺でまずいわれる上記の言葉ですが
節目節目で思い返します。

なんでだろう?

と、思うまでもなく、ドツボに陥っているときに見える光のスジ!
          
        嫉妬、妬み、疑心

そういう状態の心持ちは大抵、せまい考えからきておりまして。

「かたよらない~もっとひろく・・・」
最初の言葉が思い出せれば解決にむかっているのかなぁ、と、思うのです。


そんなわけで詩仙堂。。。
お堂の人工物はすべて自然のうちに解けこみ。
水や風や雲の流れや音が、全体が常に動いていた。

座敷や床の間に人がいないときより
その間の空間に人がはいると、また間の空間が動き流れるような気がする。

自然の流れを感じる
流れを排するものはなく、
一部として独立するのではなく、全体の一部としてひろく心を持つ。
by munehito_miwa | 2007-07-14 15:15 | 神社仏閣(京都)
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