彼岸の間について

先日21日は彼岸の中日でした。
うちのお寺でもお参りをさせて頂きました。

お彼岸は春分の日(中日)をはさんで7日間を指します。
中日には、ちょうど昼と夜の長さが同じくらいになるそうです。
今日22日は少し夜のほうが長いのでしょうか。


正月の初日の出を拝みに行く人は多くいらっしゃると思いますが
太陽が昇る→生まれる→生命力を現しているとするなら
太陽が沈む→死ぬ→死というふうに関連づけられます。
一年初の生

毎日、死と再生(生)を繰り返しているような日常ですが
その、死と生の間が気になります。

彼岸とは、「彼(か)の岸」、あちら側を指します。
浄土経では阿弥陀様の西方極楽浄土が「彼の岸」
もともとは、悟りの境地とか世界、涅槃のこと。
現在は、浄土系の先祖供養が一般になってますが、修行の法会であったようです。

彼岸の期間、太陽は大体、真西から登り、真西に沈むようです。
天の間を太陽が通るイメージ。

此岸から彼の岸へ・・・この世からあの世へ・・・迷いの世界から悟りの世界へ

やはり、その間が気になります。



死後、49日間は中陰といい
毎週、十王の裁きがありますので、その前夜に逮夜参りをしますが
それが、この世とあの世の間

再生である日の出を見る朝は、とても清清しく感じますが
一日の終わりの夕日を見るときは、西方極楽世界を馳せる人がいますかー?
私は夕日に少し憂鬱になるときもあれば、ぼんやりとした緩やかな時間にも感じます。

ただ、太陽がほぼ沈みかけ、夕闇が迫る頃
夜になる間際の時間が気ぜわしく感じます
神社、お墓、寺にいると寒気がします。
そんな、生と死の間
色々な間があります。



彼岸は昼夜の長さが同じ、その間
生と死の間、交代のとき。
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by munehito_miwa | 2007-03-22 20:52 | 自坊行事 | Trackback | Comments(3)
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Commented by モリ太 at 2007-03-22 23:08 x
たしか、折口信夫がいうてた思うンやけど、古代神道では、夏至と冬至を生者と死者の境にしていたとか。極限に異界があるという考え方。彼岸ゆうのは仏教が伝わってからのことで、夏至と冬至の中間点というのが、まさしく中庸だと。さてさて、神仏混交は、どっちをとるのかな?
Commented by munehito_miwa at 2007-03-23 13:18
どーも
 明日、大谷大シンポで、その折口さんの講演があるそうなので
行こうと思ってます。ご一緒にいかが?
 中庸は重視されていますよね。スペースシャトルの炎とかにあの世がみえるかも、なんて言った人がいますが、そういうところにも極限があるのかもしれませんね(笑)
立春・春分・立夏・夏至・立秋・秋分・立冬・冬至は八王日で
陰陽。聖と死の交代をあらわすそうですね。
そんなわけで(?)神道と仏教の間でお願いします。
できたら、神職資格もとろうと思うのですがねぇ。
Commented by モリ太 at 2007-03-25 09:55 x
神職については西野神社
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/
のハンドル名 神宮寺 さんが運営していた
京都国学院非公式掲示板
http://6531.teacup.com/hiroshitagashira/bbs
が詳しいですよ
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