岩屋山 志明院に行ってきました。 昨年の今頃に初参拝して、先日で3回目 昨年は石楠花(シャクナゲ)が終わっていましたが、今年は間に合いました。 このお寺との出会いは、バイクで、岩倉実相院に行こうとしたのだが 途中、 道に迷い森の中。 引き返すにも、行き過ぎていてその気にもなれず・・・ 「とりあえず、いけるとこまでいってやろうやないけ!」 というやけくそなノリで、山の上。 まるで、呼び込まれたようにたどり着いたのが最初でした。 そこは明らかに下界とは違う、ただならぬ山の気配に圧倒され、癒されてからというもの 節目には行くことにしております。 今回は3回目ということで慣れたものですが、 それでも、山門をくぐってから、辺りの濃厚な気配に 頭がふらふら揺らぎ、足元もなんどかよろめきながら、奥のほうまで登りました。 そこで今更ながら 不動明王様と役行者様がメインに御祭されているなぁ、と、気付きました。 (空海さんはその次に目だっていたように思う) 志明院は京都の人々を古代より養ってきた賀茂川の源流にあたり 先日の夜に人に聞いたところによると、岩屋不動の総本山ということです。 修験道でも有名で、現在でも山伏の方々が修行に来られるそうです。 私が住まわせてもらっている西方寺の宗派は西山浄土宗になるのですが、もともとは仁和寺に属するお寺で真言宗なのでした。 そのなごりからなのか、お寺の境内にその遺跡とおもわれるものもあります。 その一つとして、修験道の祖である役行者様と真言宗臭の強い不動明王様が対になった石像がお祭りされています。 私は、常日頃、浄土の教えである、本堂の阿弥陀様を中心的にお参りさせて頂いていて 行者さんと不動さんには、あまり注意を払っていなかったのですが そういえば、昨年あたりから 「あんまりほったらかしていたらあかんなぁ」 と思うところがあって、普段より意識してお参りするようにしていたのでした。 最近では境内にいらっしゃるお地蔵さんよりも親近感が湧いてきているようです。 どうも志明院に行った頃と、 私が、行者さんと不動さんをお参りするのと時期が被っているようです。 迷って出会った偶然や、好きになるきっかけや時期の偶然や、過去の背景の偶然や 色々な偶然も重なると、信仰に繋がっていくのかな、と 最近、「オーラの泉」で国分太一君がよく半笑いで 「偶然じゃなくて必然です」なんて言ってますが・・。 自分のいいように解釈しております。
by munehito_miwa
| 2006-05-12 21:58
| 神社仏閣(京都)
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