寒行

今夜はやたらと犬に吠えられた夜でした。
なだめどもなだめども、吠えやまず
犬達は笠を頭に被った異色の黒装束集団に暁天していた模様。


寒中、太秦佛教会では、本日から3日間
夜6時半より寒中の寒行托鉢に行ってまいりました。
例年より暖かいといえど、夜分に2時間半ほど歩き回ると、やはり体も冷えるものです。

私は5年前から参加しているのですが、例年手がかじかんで
終盤はまったく感覚がなくなるのが常でしたが、
今夜は手の感覚が、痺れはすれどなんとか残る気温でした。

本日は総勢9名の黒の衣に網代笠の集団
鉦を打ち鳴らし読経三昧


師匠より話を聞けば、太秦佛教会の寒中の托鉢行は70年にもなるほどの歴史があるようで、
戦後の貧しさのなか、配給をもらうためには、「会」をつくらないといけない、というわけで、
お寺が生きるために佛教会を設立したということ。その頃より会の活動として寒中の托鉢行を行うことになったとか。

さすがにそれほど昔であれば雪や寒さがすごかったでしょう、と聞けば
網代笠に雪がどっさり積もったり、道が凍ってツルツルになりながらも歩いたそうだ。


よく今でも、同じ行が代が変わりつつも、脈々と続いているなぁと感心する一方
まわりを見渡せば、町並みは刻一刻と変化していくばかり
感じられる気候も年々変化して一瞬足りともとどまることはないのです。
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by munehito_miwa | 2009-01-28 23:02 | 太秦仏教会 | Trackback | Comments(2)
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Commented by hiruu at 2009-02-05 00:50
ど寒い中ご苦労様でした。どうぞお風邪などひかれませぬよう。
最後の3行。鴨長明さんの方丈記を思い出してしまいました。
変わらないものが在ることが、有り難いと思います。
Commented by munehito_miwa at 2009-02-12 17:27
お寺はその変わらないモノで生活をさせて頂いてますので。
ありがたいことです。

寒行ですが最近は寒暖差が大きくて・・・
今年はめぐり合わせがあったかい日で助かりました(笑)
でも最終日は雨で、足元がぐしょぐしょになりました。
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